仕事・職種紹介
グラフィックスエンジニア
グラフィックスエンジニアの仕事
- アーティストが望む表現を実現する
- シェーダ、ポストエフェクトの作成
- レンダリングパイプラインの設計
- 新しい表現方法、データ構造の研究
アーティストの想像を具体化する専門家です。目指している表現・絵を実現するため、アーティストと共に様々な検証や実装を行います。
上層部分ではシェーダやポストエフェクト等絵として表示される物の実装をします。例えば……
・特殊な質感を表現したい!
・油絵風にするポスト処理が欲しい……
・ルックアップテーブル使ったカラーグレーディングがしたいなー
といったリクエストに応えます。
中間層ではレンダリングパプライン等の絵を出す為のキャンバス周りの作成を行います。例えば……
・特殊な半透明が必要だ!
・エフェクトをここにこう出したいなー
などを実現させるために検証と実装を行います。
下層や研究分野では描画系テクニックの実装やデータの研究を行います。例えば……
・テッセレーションを使えるようにする
・物理ベースレンダリング取り入れる
・リアルタイムのグローバルイルミネーション実装する
など、日々様々な新しい技術情報を取集し、実装・研究を行っています。
どんなことを勉強するといいの?
- 様々なタイトルの表現手法
- ゲームエンジン等実際のレンダリングパイプライン
- 学会やゲーム業界イベントで発信される情報の収集
- 光や色、カメラなどの知識
- アーティストと話す
グラフィックスの専門家なので、それに即した知識が必要です。既存のゲームや映像作品がどんな技術で実現されているのかを解説サイトや、書籍で調べたり、ゲームエンジン等の完成されたパイプラインをプロファイラで追ってみるのも良いと思います。また、ビジュアルアーティスト方と話をする、というのも結構重要です。
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