先輩社員インタビュー #7

K.Aさん
2019年新卒入社 ゲームデザイナー(企画)

学生へのメッセージ

ゲーム業界志望なら、とにかく1本ゲームをつくってみることをオススメします(特に大学生)。
「つくりたい」と「実際につくった」の差は滅茶苦茶デカい!
制作実績は就活にもその後にも、大いに役立つはずです。

普段の仕事内容は?

現在のプロジェクトでは主に①仕様書作成 ②パラメータ調整 ③制作進行の3つの業務に当たっています。
仕様書作成は、ディレクターの意向や実装のコストを考慮しながら適切な仕様を書面に落としていく業務です。
バシッとハマる仕様が書けたときはすごく気持ちが良いです。
パラメータ調整は、攻撃力や移動速度などの数値を調整して、気持ち良い挙動や体験をつくる業務です。一見地味ですが、数値1つで感じ方がガラッと変わるため非常に繊細だったりします。1つの調整に丸1日かかることもしばしば。ハマりそうで中々ハマらない、底なし沼のような魅力があります。
制作進行は個人的に1番ゲームデザイナーっぽい業務だと思ってます。各パートとの間に入ってやりとりをしながらスムーズに開発を進めなければなりません。幅広い知識とコミュニケーション能力、スケジュール管理力が求められ大変ですが、「ゲーム開発やってるぜ!」という気持ちになれるステキな業務です。

バンダイナムコスタジオへの入社のきっかけは?決め手となったことを教えて!

そもそも「バンダイナムコスタジオ」の名前を知ったのが、就活年の8月に開催された就活イベントでした。
企画書とゲームを持っていったところ、人事の方に声をかけられたことがエントリーのきっかけです。
8月というと大分遅いと思うのですが、バンダイナムコスタジオでは通年採用をやっているので。
余談ですが、就活終えたけどゲームへの未練も残っているという学生さんにもチャンスのある会社だと思います。
入社の決め手は、モノづくりに対するストイックな社風が肌に合っていると感じたことです。
面接や社員の方とのやり取りを通じて、ゲーム開発に対する情熱と誇り、大きな会社でありながら新しいアソビや体験を追求する姿勢がひしひしと伝わってきました。
入社後も会社へのイメージは変わりません。ゲーム職人が沢山いる会社だと思います。

仕事の一番のやりがいを教えて!

自分の中から何か新しいものを生み出せたと思える瞬間に一番のやりがいを感じています。
企画書を書いている中で、急に新しいアイデアをひらめいた瞬間だったり、開発を通してゲームの中に自分のアイデアや感性を具現化できた時は脳が沸くような気持ち良さがあります。
もちろん仕様書作成やパラメータ調整など、ある程度正解が決められている業務も多いですが、その中でも、自分なりにもっと良くできないか、より面白く伝えられないか常に考えながら業務に当たっています。
世の中には既に無数のゲームがあって、今でも毎日のように新しい作品が公開されています。
一方で「似たようなゲームばかりだなあ..」と感じている方も多いかもしれません。だからこそ、いつか誰も知らないアソビを発明して世の中の人をアッと驚かせてやりたい!という思いをモチベーションに日々仕事に取り組んでいます。

これからの目標を教えて!

チームを盛り上げながら開発を進める「コミュニケーション上手なゲームデザイナー」になることが今の一番の目標です。
というのも活躍されている先輩方を見ていると、他職種のメンバーに積極的に関わりながら業務を進めている方が非常に多いです。ただ業務を回すのではなく、細かい気配りや声掛けによってチーム全体のモチベーションを高めているんですね。
そういった方のいるチームはいつも活気づいており、見ていて羨ましくなるほど楽しそうに仕事をしています。
今はテレワークの影響でチャットやメールなどのやり取りが主流になっていますが、それでもなお、活発にチャットが繰り広げられているところとそうでないところがあります。みんなで気持ちを高めあいながら一体感を持ってつくったゲームのほうが絶対面白いはずですよね。だからこそ、その人がいるだけでチーム全体がパワーアップするようなカッコイイゲームデザイナーを目指しています。

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