先輩社員インタビュー #1

B.Qさん
2017年新卒入社 サーバーエンジニア

学生へのメッセージ

僕たちサーバーエンジニアは舞台の裏側で、プレイヤーから見えませんが、体感できる難題に毎日挑戦し続けています。舞台裏でデータ視点からゲームを考えたい方は是非僕たちの仲間になってほしいです。

普段の仕事内容は?

サーバーエンジニアの仕事は、主に2つに分けられます。まずは新規ゲームサービスのサーバー機能とインフラ環境を設計し、そして限られた期間内にそれを実装すること。そしてゲームサービスがリリースされた後は、サービスの状態をモニタリングしながら、イベントなどの追加コンテンツを開発し、運営チームをサポートすること。それ以外でも、メンテナンスの監視や障害対応とかサービスの安定運営に直接関わる作業もあります。もちろん、サーバーエンジニアチームだけで努力しても、サービスが成り立つことはありません。ゲームデザイナー(企画)チーム、クライアントエンジニアチーム、ビジュアルアーティストチーム、さらに外部の協力会社との緊密な連携が大事です。上記のステークホルダーたちと情報を効率的に共有し、計画を立ち上げ、そして実行することも仕事の一部です。

バンダイナムコスタジオへの入社のきっかけは?決め手となったことを教えて!

昔から戦闘機が好きで、中国の高校時代にエースコンバットというフライトシューティングゲームが好きになり、いずれこのゲームを開発した人たちと一緒に働きたいと思いました。
大学受験の時も上海市内で最も評判がいいソフトウェアエンジニアリングの専門を狙っていました。大学入学後も、専門知識学習以外の時間を活用し日本語をほぼ独学しました。学校を卒業した後、今まで学んで来たもの、身に付けたスキルを活用し、海を渡りスタジオに入社ができました。

仕事の一番のやりがいを教えて!

スマホゲームのタイトルでは、KPIという概念が存在しています。新規ユーザー数、活躍しているユーザー数、活躍しているユーザーの平均課金額、課金ユーザーの平均課金額など。それらの指標を分析すると、ゲームの評価はある程度わかると思いますが、自分の手で作られたゲームを数字だけで判断すると、少々退屈な感じがします。ゲームの楽しさはプレイしないとわからない、ゲームの評価も同じだと思います。自分が作ったゲームをプレイして感動しているプレイヤー、ゲーム実況で友たちと一緒にレイドを挑戦し続けるプレイヤー、ほしいキャラのためリセマラをするプレイヤー。それらを見た瞬間、初めて「今までの努力が実ってよかった」と思いました。

これからの目標を教えて!

サーバーエンジニアが考えるコンテンツを作りたいですね。サーバーエンジニアとしては、仕事の大部分はクライアントエンジニア、ゲームデザイナー(企画)、ビジュアルアーティストチームをサポートすること。なので、チーム全体により楽な、より作業しやすい環境を提供することが目標です。具体的にいうと、アセットやマスタデータの管理運用、プロジェクトのビルドやデプロイ、更に運営段階も考慮すると継続的なサービス更新とか、DevOps視点で前述の作業をまとめる必要があります。サーバーエンジニアの知見を活用し、サービスの開発と運用を維持しつつ、このワークフロー上の作業をいかに省力化自動化することは大きい挑戦です。
もちろんこの目標を達成できたら、サーバーエンジニアの負担も減り、クリエイティブな作業に力を入れることも可能になります。

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