インタビュー
“楽しさ”を追求する仲間と共に、高みを目指す

2022年新卒入社
# 学生時代の経験
チームで作り上げる達成感に惹かれる
―学生時代はどんなことに取り組まれていましたか?
情報系の大学に通っていたのでプログラミングの基礎は学んでいましたが、主に研究や論文の執筆に取り組んでおり、ゲーム開発経験はありませんでした。音楽などのエンタメが好きなので、サークルでのバンド活動に夢中でしたね。
研究室の運営やサークル活動などを通して、仲間と一緒に一つのものを作り上げる楽しさを実感することが多かったです。また、趣味でDTMやトークアプリ用のスタンプ制作をするなど、ものづくり全般が好きでした。
# 就職活動の様子
未経験からゲームデザイナーへ―自己分析で見えた会社選びの軸
―就職活動ではどのようにしてゲーム開発という仕事にたどり着いたのでしょうか?
自分の興味が向かない事は何か、という自己分析から始め、そこから徐々に「エンタメが好き」「チームで成し遂げる事が好き」「ものづくりが好き」という自身の強みが活かせそうだと思うところに軸を絞っていきました。
また、自分の人生に影響を与えてくれたゲームがあり、「そんなゲームを今度は自分が作りたい」と考えた事も、ゲーム業界を目指したきっかけです。
そういった考えで就職活動を進めるうちに、ゲームデザイナーに興味を持つようになり、インターンなどに参加するようになりました。
―バンダイナムコスタジオに入社を決めた理由は何でしたか?
インターンで接した社員の方々がとても親身にフィードバックをしてくださり、「雰囲気の良い会社だな」と感じたのが最初のきっかけでしたね。論理的に指摘していただきながらも、決して押し付けの理詰めではない、相手を思いやった伝え方に誠実さを感じました。
その後の説明会や選考を通しても、受け答えの中からポジティブな会社の雰囲気や人柄が伝わってきて、「一緒に働きたい」という思いに繋がりました。雰囲気の良さも、私が会社選びで大切にしていた軸でした。
―入社後は研修から始まりますが、感じていた会社の雰囲気に変わりは無かったですか?
入社時に一番心配していたのは、就活時に感じた雰囲気の良さがそのままかという事でした。実際、雰囲気の良さは変わらず、安心しました。社員同士の議論も活発で、意見を言いやすい環境であると感じました。
ゲーム開発に関しては未経験からのスタートでしたが、研修後からしっかりとプロジェクトに参加できるよう、基礎から学べる研修構成となっており、その点でも安心出来ましたね。

# 仕事の中で得た成長とやりがい
仲間と共に、”楽しさ“を追求していく
―現在の業務内容について教えてください。
大きく2つの業務があります。一つはもちろんゲーム開発業務で、主にレベルデザインを担当しています。ステージ構成や、ギミック・敵キャラクターの配置など、プレイヤーのゲーム体験の設計やバランス調整を行っています。
もう一つは、ゲームデザイナー組織内でのメンバー育成やマネジメント業務です。アシスタントマネージャーとして、チームメンバーに対し企画能力向上に繋がるグループワークを実施したり、1on1面談を行ったりしています。
―仕事で苦労したことや大変だったことは何ですか?
プロジェクトに配属されたばかりの頃、もらった指摘をただそのまま受け入れて修正を繰り返してしまい、結果的に「遊びの本質」がずれたアウトプットをしてしまったことがありました。そんな時、先輩から「遊びの本質をきちんと捉えて、自分でかみ砕いてアウトプットするのが大切だ」とアドバイスを貰いました。ユーザー目線に立ちながら、しっかりとコンセプトに沿った考え方をするのが大事だという事を学びました。
―仕事をしていて印象的だったことや、やりがいは何ですか?
業務そのもののエピソードではないのですが、人を楽しませることが好きな社員が多いというのは印象的でしたね。
例えば、私の誕生日にチームメンバーがお祝いをしてくれたのですが、一枚の紙切れを渡されて、それが謎解きみたいになっていて…。謎を解いていったらお菓子が入った宝箱が出てきました!他にも「こんなボードゲームを作ってみた!」とか、楽しい事を共有してくれる方が多いですね。
やはり人を楽しませるものを作っていくからには、自ら楽しさを大事にするマインドが必要なのではと思います。また、そういった楽しさのあるクリエイティブな環境の中で働けることも、やりがいに繋がっています。
# 尊敬する先輩社員と目標
チームを前進させる、信頼されるリーダーを目指して
―目標としている先輩社員はいますか?
判断力と推進力を備えた方に憧れます。
ゲーム開発では、クオリティと納期の両立が求められます。しかし方向性に迷いが生じると、手が止まってしまうことがあります。そんな時、的確に判断してチームを前に進めてくれるリーダーの方を見ると、自分もそうなりたいと強く思います。本当に信頼できる存在です。
たとえ判断自体は間違っていたとしても、「まずやってみよう」と一押ししてくれる存在は大事なのではと思います。悩んで立ち止まったままだと、何も進まないですからね。
1日のスケジュール
趣味で組んでいるバンドの練習や、旅行に行き各地のグルメ巡りをしていることが多いです。
もちろんゲームもプレイしますが、アイディアの幅を広げるためにゲーム以外のコンテンツに触れることも大事にしています。
私にとっての「Grow BNS」

※ Grow BNSは、バンダイナムコスタジオのバリュー(挑戦・自律・追求・共創)の総称です。
共創 Share to evolve
ゲーム開発は、こだわろうと思えばどこまでも追求できますが、かけられる時間は無限ではないです。限られた時間の中で、ゲームデザイナーとして多様な業務をこなすにはメンバーそれぞれの得意分野を活かすことが欠かせません。
アイデアを出すのが得意、会議運営が得意、データ作成が得意、などメンバーそれぞれの強みを持ち寄りながら、ノウハウを共有しあい、互いに成長していけるよう工夫しながら開発を進めていくことが大切だと考えています。