新しい職種へのチャレンジ 第1章

  • 2023年09月15日(金)
新しい職種にチャレンジしようと思ったきっかけ
バトルメインデザイナーになったきっかけは、上司からの「やれるんじゃない?」という一言でした。
元々チームの特性として、バトルはエンジニアが仕様等を考えていたため、バトルデザイナーはその延長線だと考え、自分でも出来るかもしれないと思いチャレンジしました。その後、プロジェクトの状況により自分がバトル以外も判断する必要が出てきたことで、プロデューサーから任命されたのが、ディレクターにチャレンジしたきっかけです。純粋に「このプロジェクトを成功させたい」という思いでディレクターになりました。
 
 
ジョブチェンジ実現のためにしたこと
ジョブチェンジしようと思って行ったというわけではありませんが、チームやプロジェクトのために自分には何が出来るかを考えて実行していました。
自分の担当箇所ができたからプロジェクトが完成というわけではないですし、誰が何処を担当するかもお客様には関係ありません。
ですので、エンジニアでも仕様のことを考えたり、提案したり、担当のバトル以外でも他の箇所が出来ていないのであれば、プロジェクトのために取り組んでいました。そういったことの積み重ねがジョブチェンジに繋がったと思います。
 
 
前の職種経験が活きたこと
できる限り期間やコストを度外視してでも、ユーザーの希望を実現できるようにアイディア出しする努力をしていますが、良くも悪くもエンジニア経験が長いため、どうしても現実的なことを言いがちです。ディレクターになった時は、プロジェクトを成功させる為に取捨選択をする時期でした。
そのため、実装にかかるコストなどをある程度把握ができ、現実的なプランを選択できたのではないかと思います。
 
 
今後のキャリアの展望
現在ディレクターとして、プロジェクトで新たなタイトル開発に携わっています。
まずはこのプロジェクトを成功させるために頑張りたいと思います。大きなプロジェクトほど、チーム運営をする立場の人の必要性を感じており、そういった人を増やしていくために人材育成などの役割を担いたいと思っています。
そうすることで、安定して大規模プロジェクトで開発していき、『テイルズ オブ』シリーズをずっと世に出していきたいと考えています。